きちんと流れを見つけて

こんばんは、結城浩です。

今日の晩ごはんはカレーでした。メカジキのカレーです。食べてみたところ、ちょっぴり辛すぎ、というか鋭すぎた味でした。そのまま食べるのはやめて、彼女の提案で豆乳ヨーグルトを掛けてみることに。味がまろやかでいい感じに収まり、たいへん美味しくいただきました。

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『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』の再校ゲラを昨日編集部に戻したので、この本の内容に関しては私の作業は一区切りとなりました。感謝です。ここから本の完成までは主に出版社と印刷所のお仕事になります。どうか本書も、この本を必要とする方のところに無事に届きますように。刊行は2020年11月下旬頃になると思います。

恒例になりましたが、結城は今回も個人的に《サイン本無料プレゼント》の企画を考えています。2020年11月頭に抽選を行うスケジュールでアナウンスをしたいですね。《サイン本無料プレゼント》のアナウンスはTwitterや結城浩ニュースレターで行います。

それから、出版社さんからの要望を受けて《サイン本販売》の準備もすることになっています(結城が店頭でサインをするわけではなくて、前もってサインした本を販売するという意味)。

《サイン本》とは別に《メッセージカード同梱本》というものもあります。結城が手描きしたメッセージカードを本に同梱し、書店で販売するのです。今日はそのメッセージカードのデータを作成し、編集部に送りました。

こんなふうに新刊の発売に向けてさまざまな活動が進行中なのです。

これらの活動は、新刊が出るときにはいつも行っていることですが、毎回わくわくします。「新しい本が出る」のは何ともいえない大きな喜び。今回の本は結城の55冊目の本になりますが、最初に本が出たときと変わらない感動と喜びがあります。だって、新しい本が出るんですから!

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ところで今日は、手描きメッセージカードを作るほかに「次の本」についてのプランを考えていました。正確には、次の本だけではなく2021年に作る本たちのプランですね。書きたい本はたくさんあり、またWeb連載をはじめとする素材もたくさんあるのでどれにしようか迷うほど。たいへん感謝なことです。

来年に何を書くかをいますぐ決めるわけではありませんが、少しずつ考えておく必要があります。先日まで細かい誤字脱字や式の変形などを追うミクロの目で仕事をしていましたが、今度は自分の仕事全体を俯瞰するようなマクロの目で仕事をするということですね。きちんと流れを見つけるようにしなくては。

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また今日は、明日執筆予定のWeb連載の下準備をしていました。数学が苦手な数学ガール「ノナちゃん」の物語が現在進行中なのです。先日始まったばかりだと思っていたのに、明日はもう7回目。1シーズンは10回で一区切りなので、もう後半戦に入っているのです。早いなあ。

当初の予定では、もっとたくさんの内容を盛り込むつもりでしたが、実際に執筆してみると、そんなにたくさんの内容には触れることができそうもありません(三角形の合同条件だけで、いったい何回分の連載記事になったでしょう……)。でも、自分が予定していた内容よりもずっとおもしろい方向に物語は進んでいるようです。

これはよくある現象です。自分はあれを書こう、これを書こう、こっちも書かなきゃと思って準備する。けれども、実際に書いてみるとそんなに盛り込むことはできない。予定とずいぶん変わってしまう。しかしながら、予定通りに進もうとするのではなく、物語の進みたがっている流れに任せた方がいい感じに進みます。

まるで、物語自体が「あるべき姿」を知っているかのようですね。

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今日の私は、そんなことを考えています。

今日のあなたは、どんなことを考えていますか。

そしてまた、あなたの今日は、どんな一日でしたか。

気が向いたときにお返事いただければうれしいです。ていねいに読ませていただきます。

それでは、また。