本を並べるわくわく

こんばんは、結城浩です。

ええと、これが12月になってから初めてのお便りですかね。ずいぶん間があいてしまいました。ごぶさたしています。

いまは晩ごはん(カレー)を食べ終えてまったりしているところです。

あなたは、いかがお過ごしですか。

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最近のマイブームは「結城浩ミニ文庫」という、結城が個人的に作った電子書籍を販売する企画です。

ちょっとした読み物をPDFやepubにまとめて、それを100円〜400円くらいで販売しているのです。販売にはnoteを使っています

何がマイブームかというと、結城が管理しているドメインを使って、改めて mini.hyuki.net というアドレスにギャラリーを作り始めたからです。

結城浩ミニ文庫というレーベルで作った「本」をこのように並べていると、何だかとても楽しくなってきます。この楽しさって、何でしょうね。

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結城浩ミニ文庫を始めたのは2014年6月のことでした。そのときの経緯は当時の結城メルマガ(Vol.116)に書いてあります。余談ですが、やはり自分の活動について、そのときどきに書いておくものですねえ。

Vol.116に書いた「本を書く心がけ - 「結城浩ミニ文庫」を始めるわけ」から少し抜粋します。

まず最初に、そもそも「結城浩ミニ文庫」とは何かについて書きましょう。

「結城浩ミニ文庫」とはその名の通り「結城が自分で作る小さな文庫本」です。PDFやepubなどの電子書籍という形で配布・販売しようと思っています。

ただ、すでに結城が出版した紙の本を文庫化していくというわけではなく、Webで公開しているテキストを電子書籍の形にまとめたり、新しくこの文庫のために新たなテキストを書いたり、そういうことを考えています。

ひとことでいえば「結城浩ミニ文庫」という名前のもとに、結城が自由に文章を書ける「場所」を作りたいということになります。

なるほど。

自由に文章を書ける「場所」を作りたい。この感覚はいまでもまったく同じですね。ただもう少し補足すると「容れ物」を作りたいという感覚がそこに付随します。

Web連載や、ブログや、あるいはまた書籍を書くこととも違う場所。文章を入れる容れ物。結城ができるだけ制約なく書くことができるところとして「結城浩ミニ文庫」を作りたいと思っています。

実際ここに収められている「本」たちは、書籍にするには短すぎるものばかりです。数ページから数十ページしかない文章は、単体で本にするのは難しいですよね。でも、PDFやepubにまとめることはできます。そしてちょっとした時間に読んで楽しめる読み物となっているはずです。

結城はいろんなことを考えています。「こんな文章を書いたらおもしろいんじゃないかなあ」と想像を巡らすのはわくわくします。とはいえ実際に一冊の本にまとめるのは時間も掛かりますし、そこまで大きなアイディアではないかもしれません。

でも、この結城浩ミニ文庫のような「場所」と「容れ物」があるならば、そこに向けて書くことはできるかもしれません。そして実際のところ、結城浩ミニ文庫はmm-001からmm-030まで30冊のラインナップになっているのです(あっと、まだ公開していないものまで含めていますのでラインナップとはいえないか……)。

雑誌に寄稿したエッセイ、書評、コラム記事。ちょっとした数学物語。ファンタジー風味の算数物語。自分の生き方に夫婦の会話。そんな文章をまとめて結城浩ミニ文庫に並べています。

2020年9月から始めたこの「結城浩のサブスタック」も、ひと月一冊ずつ結城浩ミニ文庫に加えています。

これからもいろんな試みを文章にまとめてこの結城浩ミニ文庫に加えていきたいなと思っているのです。

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今日の私は、そんなことを考えています。

今日のあなたは、どんなことを考えていますか。

今週はどんな出来事があったでしょうか。

もしお時間がありましたら、どんな内容でも長さでも構わないのでお返事をお送りくださいね。ていねいに読ませていただきます。

それでは、また。

よい週末をお過ごしください。