本番書きはもう少し先かな
こんばんは、結城浩です。
晩ごはんはカレーでした。最近カレーが多くなっています。ホットクックを買ってから彼女が無水料理をよく作るようになったのです。比較的に手間が掛からず美味しくできると好評です。ちなみに今日のカレーはサバカレーでした。
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2021年に刊行される一冊目の本『再発見の発想法(仮題)』がネット書店などで予約可能になりました。本書は、Software Designという月刊誌で長期連載している「再発見の発想法」という記事を再編集してまとめたものです。まだ本のタイトルも仮題ですし、表紙カバーデザインもダミーですが、来年2月に刊行となります。
本書は、技術的なキーワードから発想のヒントを得て、日常生活に適用していくという読み物です。「技術的なキーワード」といっても難しい話ではありません。たとえば「ボトルネック」や「トレードオフ」や「ランダムサンプリング」といった用語ですね。リンク先には取り上げる技術用語もリストアップされています。よろしければご覧ください。
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今日は、さらに次の本となるNOTE15の第1章と第2章を読み返していました。NOTE15は「数学ガールの秘密ノート」の第15冊目で、来年2021年に刊行される予定の二冊目の本になります。
まだ「本番書き」という感じではなく、章を整えたり節見出しを付けたりこまごまとファイル整理したりという段階です。それでも、第1章と第2章の役割分担のようなものが次第に見えてきて「いけるかも」という手応えがあります。
「本番書き」というのは、私が勝手に名付けているもので「頭からいま書いているところまでについては、たとえこのまま印刷されて出版されたとしてもそれほど恥ずかしくないように書くこと」です。その名の通り本番のつもりで書いていくということですね。「まずはざっと書く」ではなく「とりあえず一通り書く」ではなく「本番のつもりで書く」のです。
で、まだNOTE15は「本番書き」まではたどりついていません。来週末くらいには「本番書き」に入れるでしょうか。
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それから、昨日と今日は紙で購入した参考書をたくさんスキャンしてPDFにしていました。結城は勉強するときには紙の本も使いますが、PDFにした本もよく使います。Kindleなどの電子書籍も使います。
PDFや電子書籍の方がスクリーンショットを撮ってクリッピングしやすいですね。また大きな画面で見ることができるのもありがたいです。一方、紙の本はパラパラっと眺めたり書き込みしたりに便利です。一長一短というところでしょうか。
もっとも、PDFや電子書籍でも慣れてくるとパラパラ眺められますし、クリッピングした後に書き込むこともできます。何よりいいのは「場所を取らない」という点ですね。そもそも急にスキャンを始めたのも、机や本棚がいっぱいになってきたからなのです。
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今日の私は、そんなことを考えています。
今日のあなたは、どんなことを考えていますか。
それでは、また。