目を閉じて気持ちをリセット

こんばんは、結城浩です。

昨日に引き続き執筆話です。

毎日ずっと一冊の本を書いていると、特に最近のように第5章くらいになってくると、他の仕事のことを忘れてしまいそうになります。具体的にいうならば、第5章を読む仕事と第5章を書く仕事の間の隙間時間に第5章について考えてしまうのですね。

なんのこっちゃ。

頭の回路が一つのことに没頭するあまり、他のことを考えるのが難しくなってくるとでもいいましょうか。何も考えなくてもお仕事モードに入ることができるのはいいのですが、あまり健康的ではありません。

なので、意識的に自分をゆさぶるように心がけています。iPhoneのゲームをしたり、ステッパーという足踏み運動器を使ったり、彼女と散歩に出かけたり、食べたり飲んだり。

そんな中で、もっとも自分をてっとり早くリセットする方法があります。それは身も蓋もありませんが「眠る」ことです。睡眠は偉大。ずるずると同じ作業を繰り返してしまうようなときでも、眠ってしまうと超リセット。がらりと違うモードの自分になることができます。

「眠る」まで行かなくても「目を閉じる」というのは非常に有効なリセット方法です。疲労回復という意味もありますし、頭や気持ちの切り換えにもなります。恐らく、目から入ってくる情報というのが膨大で、自分の脳はその処理にかなり追われているのでしょう。また思考も、自分が見ているものに大きく左右されると想像できます。

目を閉じる。そんなちょっとしたことで、自分のスイッチを切り換えられるのはなかなか素敵なことだと思います。

結城は食後に20分程度の仮眠をすることが多いのですが、ほぼ確実に眠ります。また完全に眠らないにしても、自覚できるほど脳がリフレッシュしますね。

眠りから覚めたときはチャンスです。「いままでの続きのこと」をするのではなく「いつもは仕事に没頭していてできないこと」をするチャンス。目を閉じて作り出したモード切り換えや、眠って生まれたリセットを生かすチャンスということです。

今年の確定申告はこの方法で乗り切りました。おっくうで取りかかりにくい作業を、朝イチで行ったり、昼イチで行ったりするのです。なかなかいい方法でしたよ。どうしても「いつものこと」や「いままでの続きのこと」を先に始めてしまいがちですが、そうじゃなくて「いつもやらないこと」「着手しなければならないこと」を朝イチ・昼イチに持ってくるのです。

と、ここまで書いてきて気付いたのですが、ぜんぜん「執筆話」になっていませんね!

今日は、そんなところです。

それでは、また。