新刊の原稿ファイルを編集部に送りました。

こんばんは、結城浩です。

最近は『数学ガールの秘密ノート』第15作目(NOTE15)の話ばかり書いていますが、実質上そのことばかりやっているからですね(身も蓋もない理由)。

今日は第4章の章末問題をレビューアさんに送りましたので、残りは「第5章の章末問題」と「参考文献と読書案内」を残すだけとなりました。何とかぎりぎり4月中には一区切りがつきそうです。

一区切りとはいうものの、レビューアさんからいただいた指摘を反映したり、編集部からの指摘を反映したり、そして何より自分自身が読み返して修正する作業は山ほど残っています。まあ、でも、それはそれとして、一区切りつくのはうれしいものです。

昨日は編集部と連絡を取って、先行して原稿ファイルを編集部に送りました。私が章末問題を書き進めている間、並行して編集部が原稿を読むためです。昨日までは原稿に目を通しているのは私とレビューアさんたちだけでしたが、いよいよ編集部も目を通し始める。これでまた、出版へ向けての一歩が進んだことになります。

まだまだアラはありますけれど、読み返してみると「うん、なかなかおもしろい!」といえる一冊に仕上がりそうです。書き上げて振り返るなら「私が書きたかったのはこういう本」だといえるのですが、書いている最中はいろいろ回り道をしてしまうものですねえ。

たくさんの試行錯誤があったとしても、完成してしまえばそれは表には出て来ません。書いている最中の状態はいわば舞台裏のてんやわんやであり、厨房のどたばたです。でも、その「てんやわんや」や「どたばた」がなければ本が生まれなかったのも確かです。

今回の本も、もちろん完全な本とはいえませんけれど、私なりの最高を目指した一冊になります。昨今の社会情勢もいろいろ予断を許しませんので、正式なアナウンスがいつになるかはわかりませんが、発売が決まりましたら応援いただければ感謝です。

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そういえば、しばらくお休みしていましたが、今週の金曜日からcakesのWeb連載「数学ガールの秘密ノート」の新シーズンが始まります。今回のシーズンは第321回〜第330回ですね。また新たな楽しい物語を描いていきますので、こちらも応援いただければうれしいです。

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それでは、また。