《サイン本無料プレゼント企画》で知る読者さんの声
こんばんは、結城浩です。
気がつけばもうすぐ6月も終わりですね。『数学ガールの物理ノート/ニュートン力学』も先日「責了」となり、本当に完成を待つばかりとなりました。
今日は、新刊恒例の《サイン本無料プレゼント》企画をアナウンスしていました。これは、読者さんに応募メールを送っていただき、抽選で今回の新刊《サイン本》を無料でプレゼントするという企画で、結城が個人的に行っているものです。
結城はこの《サイン本無料プレゼント》を新刊が出るたびに行っていますので、毎回ご応募くださっている常連さんもたくさんいらっしゃいます。感謝なことですね。
募集要項の中でもお願いしていることですけれど、応募メールには自由に結城の活動や本に対する感想を書いてもらっています。当選するかどうかには無関係な情報なのですが、結城はこれを読むのが本当に楽しみです。ふだんあまり声を上げない読者さんからの声も聞けるからです。
特に驚くのは読者さんの多様性です。年齢も職業もさまざまな読者さんが結城の本を読んでくださっているのだと再認識します。また、数学とは無関係の仕事をしている社会人だけれど、数学を改めて勉強したいという願いを持っている方が意外に多いことにも気付かされます。
結城が毎週発行している有料メールマガジンの読者さんからのご応募もあります。メルマガに書かれている内容に共感するという感想だけではなく、「ここに結城さんがいたらどんな風に考えるだろう」のように生活に生かしているという感想もいただきます。私としては、恐縮しつつも感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
結城はふだんTwitterで読者さんの声を聞き、あるいはまた読者さんに反応を返しているつもりでいますけれど、当然ながらそこで接する読者さんはごく一部です。ふだん結城が書いた本や文章を読んでいるけれど、ネットでそのことを特に表明しない人はたくさんいらっしゃる。今回の《サイン本無料プレゼント》というきっかけがあったから、その声を聞くことができたことになります。
そのような「きっかけ」を折に触れて作っていくのは大切なのだなあと思いました。読者さんからの一言は本当に大きなはげみになるのです!
今日の私は、そんなことを考えています。
あなたは、いかがお過ごしですか。
それでは、よい週末を。