結城浩のメール日記

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さあ、好きなことを

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結城浩
Oct 11, 2020
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こんばんは、結城浩です。

夕食が済んだ時間帯がいまのところ一番メールを書きやすいようです。今夜の夕食はいつものサラダは少なめにして一品お刺身をいただきました。

夕食のサラダを作るときにはYouTubeでゆっくりした音楽を掛けます。ちょっぴり料理人の気分にひたれます。

サラダの作り方。冷たい水でレタスを洗って指でちぎり、サラダスピナーでくるくる回して水を切ります。きゅうりとオニオンをスライサーで切って乗せます。パプリカを包丁で細く切って何本か並べます。プチトマトを添えます。いつもはここにアボカドを入れますが、まだ固かったので今日はパス。最後にスーパースプラウトを真ん中に散らします。

分量は適当ですが、見映えの点で乗せていく順番は大事です。

ドレッシングは彼女が作ることもありますが、めんどうなときにはオリーブオイルとバルサミコ酢と塩をテーブルで直接掛けちゃいます。

 * * *

今日は日曜日なのでお休みですけれど、『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』初校ゲラの残り作業がたくさんあるので月曜日の結城メルマガ執筆を前倒しで片付けました。すでに配信予約ができたのでほっとしています。

でも月の上旬には技術評論社Software Design誌のコラムがあるのでそれも書かなくてはいけません。これはまだ。今晩のうちに準備を進めておき、明日の月曜日に仕上げるという皮算用ですが、さてどうなるでしょう。

『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』の初校ゲラのTODO作業はまだ80個ほど残っています。しかも、重たいものがたぶん一つ二つあるので油断はできません。

 * * *

結城メルマガの原稿を書いているとき、この「結城浩のサブスタック」についても少し考えを進めていました。といってもまだ全然まとまってはいませんけれど。

文章について考えていました。文章というよりもテキストについてかもしれません。結城は本を書くのが仕事ですから、日常的にテキストを書いています。自分の考えていることを整理してテキストとして表現する。それは私の大切な仕事であり日常です。

TwitterなどのSNSでも結城はよく書き込みをします。そこでも自分の考えていることをテキストとして表現しているわけですが、本に載せるときとは重みや掛ける時間はずいぶん違います。

ずいぶん違うのですが、同じ点もあります。それは読者のことを考えて書いているという点です。結城は文章の話をするときにいつも《読者のことを考える》という原則を持ち出します。もちろんそれが大事だと思っているからですが、それだけではなく《読者のことを考える》を起点にすると、毎回新たな視点が開かれるからでもあります。

でも、いま考えているのは本のことでもTwitterのことでもなく、この「結城浩のサブスタック」のこと。つまりは「メールを書く」ということについて考えているのです。

メールを書くときの心持ちは、本を書くときやツイートするときの心持ちとずいぶん違います。

違う理由のひとつは、テキストの長さでしょう。メールは本よりも短いけれどツイートよりは長い。そういうことです。単純なことですけれど、ツイートの長さで書くことに慣れてしまっていたので、メールを書くというのはずいぶん新鮮に感じるのです。

違う理由のもうひとつは、テキストに掛ける時間です。ツイートのようにサッと書いてパッと出すわけではない。でも本のように何ヶ月も掛けるわけでもない。

要するに私は、本とも違いツイートとも違う場所で「さあ、好きなことを書いてみよう」となったときの新鮮な感覚を楽しみ味わっているのですね。

 * * *

今日の私は、そんなことを考えています。

今日のあなたは、どんなことを考えていますか。

もしも気が向いたら、お返事をいただければ感謝です。

新しい一週間が、あなたにとって香り高く豊かな時間となりますように。

それでは、また。

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